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予防診療・小児歯科
予防診療とは、むし歯になってから治療する歯科治療ではなく、むし歯にならないように日頃からケアしていく、という新しいタイプの歯科治療のことです。
ご自宅での毎日のお手入れと合わせて、歯科医院でのお手入れを欠かさずに行うことが、むし歯を作らないコツです。
小児歯科は、基本的に乳幼児期から永久歯が萌え揃う学童期(12~13歳)を対象にしています。むし歯の治療やむし歯の予防処置(シーラント、フッ素塗布など)などのほか、永久歯の歯並びや噛み合わせが正しくなるように、歯と顎の正常な成長、発育を促し、健康で美しい歯を育てていくための指導や治療を行います。
治療方針、設備、治療法など年齢に合わせた診療を行いますので、何かあった時にすぐに対応できますように、日ごろからの定期的な受診をお願い致します。
本院における歯周病治療について
歯周病治療は現在歯を失う原因の大きな割合を占めています。それだけではなく、歯周病は糖尿病、心疾患、アルツハイマー病、早産・低体重児出産と関連していることが疑われ、更に最近では腸内細菌のバランスを崩す可能性も報告されました。
以上のことからも、歯周病はもはやお口の中だけの病気ではなく、全身疾患と深く関わっている病気だと言えます。
では、それにはどのように対処していけばいいのでしょうか?以下に本院における歯周病治療の流れをお示しします。
本院における歯周病治療は大きく4つのステップに分けられます。
- 基本治療
歯周病は歯垢の中にいる細菌が原因となります。この細菌が歯茎に炎症を起こし、進行すると歯を支える骨を溶かしていきます。
したがって、まずは歯茎の炎症の原因となっている歯垢や、歯垢が付きやすい形をしている歯石をしっかりと除去することが重要となります。歯石には、歯茎の上にあり目で見える歯石と、歯茎の下にあり見えない歯石に分けられます。
o 現在の状態を把握するための歯茎の検査、レントゲン検査
o ブラッシング指導
o 歯茎の上の歯石除去
o 歯茎の下の歯石除去 - 外科的治療
中等度歯周病~重度歯周病の場合、基本治療だけで歯茎の状態が改善しない場合は、手術をすることもあります。
o 歯茎の下にある歯石や炎症を起こす物質を入念に除去する手術
o 歯を支える骨を再生させる手術(適応が限られます) - 冠や入れ歯の治療
歯茎の状態が改善した後に、必要があれば冠や入れ歯を作ります。 - メインテナンス
全ての治療が終了すると、定期的に受診してもらい、よくなった状態を維持する治療に入ります。ご家庭でしっかり磨いていても、磨き残しはありますので、定期的に歯科医院でクリーニングすることが重要です。
歯周病が気になる方や現在の状態を知りたい方は、歯茎の検査+レントゲン検査で状態を把握し、ご説明することができますので、是非ご相談下さい。
個室診療室をご用意
大人の方の治療はもちろん、お子様の治療の際も周りに気を使うことなく受診できると思います。
また、お子様が何人もいらっしゃる場合でも、一緒の個室に入って診療可能ですのでリラックスして受診できるのではないでしょうか。
デンタルノート
お子様が来院された場合、現在のお口の状態(萌出している歯、むし歯の状態・場所、磨き方)について記載した手帳をお配りしています。お子様の記録として、また歯を健康に保つモチベーション向上のツールとしてお使いいただけます。
お口の健康手帳
初診で来院された方には、検査結果が一目でわかるように配慮した資料をお渡ししています。ひらたい言葉やカラフルな図で、詰め物・むし歯の状態、歯茎の状態、磨き残しの状態が記載してあります。何の検査をされたか、そしてその結果がどうだったのか知るところから治療は始まります。
高崎市の健診事業
2歳児個別歯科健康診査、妊産婦個別歯科健康診査、歯周疾患健診を実施しております。2歳児個別歯科健診並びに妊産婦個別歯科健診をご希望の方は健診票と母子手帳を、歯周疾患健診をご希望の方は健診票をご持参下さい。